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TW3「エンドブレイカー!」内PC関係の雑記。

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4匹のムジナを連れて、エレインは北都のある村までやってきていた。
後ろをついて歩くまるっこいバルバたちは物珍しそうに周りを見ては、
「なあなあ、あれなんだー?」など「あれうまそうだー!」などとはしゃぎ、
エレインの服や荷物の裾を引っ張ってはぴょこぴょこしている。

だが、よく考えてほしい。例え見目愛くるしいムジナ達ではあるが、
彼らはれっきとしたバルバであり、自称戦士なのだ。
女王騎士率いるマスカレイドの襲撃から日が経ったとはいえ、
武器を持ったバルバが街中を堂々と歩いている現状を村の人々は決して良くは
「あら、可愛いたぬきちゃん達ねぇ。これ食べるかい?」
決して良くは……
「ほぉ、随分と人に慣れてるな。ほれ、こいつも持ってきな」
「おまえたち、いいやつだなー!」
「おいしいものくれるのはいいやつだー」
「なんだぁこいつら、めんこい面してやがるなぁ」
良く……思うはずがない。


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その日、とても珍しいことが起きました。
あのお兄さんが、私が大嫌いだと豪語するお兄さんが、
私の家にやって来てこう言った。

「しばらく世話になるぞ」

私、殺されるんじゃないかと思いました。

※この記事は記事No91「懐かしい名前だ」の続きです。
とりあえずこの記事から読んでも訳わからん状態になるので、
上記の記事を読んだ後に続きから本編をお読みください。

本文を読むにはこちらからパスワードを入力してください。

少女は愕然としていた。
目の前に立ちはだかる赤い壁の、圧倒的な威圧感と狂喜の表情に。
戦いに身を置いて来た年月と絶望的な戦闘力の差に。
最早体に力が入らず、戦意すら失せてしまいそうだと言うのに、
それなのに、目の前のその壁は弱弱しく怯える少女を見て

「さあ、試合おうぜ」

不敵に笑った。


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蒼空
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