TW3「エンドブレイカー!」内PC関係の雑記。
一年前のものをサルベージしてアレンジする作業。
ランスブルグのとある地方に伝わるお伽噺。
「彼女」が夢見た王子様の物語。
ランスブルグのとある地方に伝わるお伽噺。
「彼女」が夢見た王子様の物語。
タイトルは「人魚姫と願いの王子」
かつては多くの劇場で公演されていた歌劇
『人魚たちの恋物語』のひとつであったが、
ある絵本作家が「子供たちにも歌劇の素晴らしさを広めたい」と
筋書きは変えず、読みやすく、挿絵も付けて出版したところ大ヒット。
現在ではこの物語に限り絵本の方が有名。
以前「見たくないの」にてステラ・ドゥムノニアが歌っていたのが
その序章ともいえる小曲『海の魔女に至る過程』で
ヒロインである人魚の少女≪リリエッタ≫が海の美しさを歌っていたもの。
―朝の海は光弾く青、空の青―♪
―空の果ては、海に繋がっていると信じていた―♪
―夜の海は光抱く蒼、深い蒼―♪
―沈んでゆけば、楽園に巡り着くと信じていた―♪
という歌。ルビをふるなら
青、空の青→ブルー、スカイブルー
蒼、深い蒼→ミッドナイトブルー
なんとなくで歌える気がしてくるが、
歌劇っぽくはない。背後のセンスの無さがわかってしまう。
・あらすじ
あらゆる願いを叶える事が出来る「願いの王子」
彼の持つ「願い」の力とはかつて人魚たちから受けた呪いだった。
父親から呪いと命の期限を聞かされて、あるお触れを出す。
「この国一番の歌姫を花嫁とする」というもので、
そのせいで国中の有力な貴族達がこぞって「歌姫」を仕立て上げる。
だが、王子の18歳の誕生日。
城下町で一番の富豪から贈られたのは
彼を幼い頃に救ってくれた命の恩人であり、
初恋の相手でもある人魚姫だった。
一昔前の少女漫画っぽい展開。
結末はこれから決めるってことでいいですよね←
主な登場人物は下記三人。
◎願いの王子
この作品の主人公かつ脇役。
夕日に照らされた小麦畑のような金色の髪に
冬の湖のように冷たく澄みきった青い瞳の青年。
年齢は18歳。作中では未成年に分類される。
人魚の伝説が残る美しい海のそばにある小さな国の王子。
「願い」の力をもって隣国との争いを避け続けており、国自体は平和なのだが、
18歳の誕生日を前に先代である彼の父から呪いと命の期限を教えられ、
20歳の誕生日までに后となる相手を見つけなければならなくなった。
幼い頃に人魚姫に命を救われたのだが、
彼女の身を案じて「陸や町に近づかない」約束をしている。
実は初恋の相手。
●国
ここで言う「国」とは都市国家そのものの事ではなく、
権力者が統治する街の集合体の事を示す。(つまりは現代に近い)
王子たちの住む城下町がメインの舞台となり、
●「願い」の力
王子の一族に受け継がれている《傲慢なるもの》への呪い。
呪いは代々第一子に受け継がれており、
20歳までに愛するものと結ばれなければ力が失われ、死んでしまう。
「代償と引き換えに願いを叶える」ことができる力と、
「望んだ相手の心を見抜く」ことができる力の二つを合わせてそう呼ぶ。
呪いを持つものは相手の心を見抜いた上で、叶えるか叶えないか決められる。
自分が望んだことも叶えられるうえ、
願いの大きさによっては代償を支払わなくても力を使える。
ただし「命の期限」に関する願いのみ叶えられない。
何でもかんでも叶えられるものではない。
イメージは『人魚姫』を失った姉達の呪い。
人魚姫と同じ呪いに、海の魔女と同じ力を持たせている。
◎人魚姫
朝焼け色の目をした愛らしい人魚の少女。
海の底にある人魚たちの都で姉や母や友達の魚たちと共に
平和に暮らしていたのだが、旺盛すぎた好奇心のせいで陸に興味を持つ。
また、海の魔女と親しくしている数少ない存在でもある。
幼い頃に願いの王子を救ったのは彼女。
約束は長い間守ってきたがそろそろ破ってもいいかな?と思っていたところ、
他の魚と一緒に網にかかってしまい、憧れの陸に。
彼女を買ったのは城下町で一番の富豪で、王子に気に入られるがために
彼女を「誕生日の贈り物」にした。
●人魚
ここでの人魚はピュアリィの人魚とは少しばかり異なる性質を持つ。
普段は海底にある人魚たちの都に住み、水面近くにいくことはないに等しい。
(唯一の例外が後述の海の魔女)
そのため、陸の人間からすれば「おとぎばなし」に近い存在。
男性個体も存在するが、全体的に女性多め。
美しい歌声を持つ、海の穢れを払う存在。
また、魚達は人魚の住む海にいるという伝承があったため、
魚のよく取れる美しい海には人魚がいると言う伝説も広まった。
その逆も然り。
◎海の魔女
陸の人間とも海の人魚とも繋がりのある存在で、
魔女の名の通り、強い力を持っている人魚。
水面と海底の中間にある岩壁の檻に住んでいるが、
彼女の住処には水は満たされず、陸と同じ状態になっている。
訪れたものたちの悩みを聞き、新たな道へと促し導くことが彼女の役割。
人魚姫の茶飲み友達であり、願いの王子とも面識はある。
彼女がなぜ海の魔女になってしまったのかは絵本内では語られない。
お気に入りは二枚貝のソファーと陸で拾ってきた骨董品。
(イメージはキシェちゃんだと思っていただければ)
●海の魔女とは
海の魔女は「規律を破り、邪悪に毒された人魚」であり、
分かりやすく言ってしまえば「想い人を殺してしまった人魚姫」達なのである。
(最初の一人目は人魚ではない、もっと異質の魔女であったと伝えられてます)
陸の人間の血で穢れてしまった彼女達は
泡となり消える運命からは解放されたものの
水と常識から切り離されて、水に触れることはできず、
岩と珊瑚で作られた檻の中で一生を過ごすことになる。
不老長寿となったその容姿は陸の人間と同じ二本足だが、
手首や足首に小さくヒレが生えている為、人間との区別は可能。
逆に隠したらばれない。
本来は忌むべき存在であるため、多くの人魚は彼女の元を訪れないのだが、
ごく稀に好奇心の強い人魚が彼女の元を訪れて、
いずれ陸の人間に恋をして、人間になる事を願う。
そうやって繰り返し続ける。
あとは王子が兄のように慕ってる幼馴染的な大臣とか、
人魚姫のおねいちゃんずとか、歌姫たちとかいろいろ出てくるが割愛。
メインは上記3人です。
個人的には海の魔女の住処が好きです。
真っ白い岩壁に珊瑚の燭台、彼女の愛する骨董品(アンティーク)達。
牢獄と言うには美しく、物に溢れた素敵な場所で。
魔女は二枚貝のソファーに座って気だるげに紅茶を飲んでいるんです。
部屋の中央には小さな池のような泉のような場所があって、
そこから人魚姫が元気に飛び出してくるんです。それはもう元気に(笑)
舞台にするなら、奈落から歌姫が飛び出してくるんでしょうね。
かつては多くの劇場で公演されていた歌劇
『人魚たちの恋物語』のひとつであったが、
ある絵本作家が「子供たちにも歌劇の素晴らしさを広めたい」と
筋書きは変えず、読みやすく、挿絵も付けて出版したところ大ヒット。
現在ではこの物語に限り絵本の方が有名。
以前「見たくないの」にてステラ・ドゥムノニアが歌っていたのが
その序章ともいえる小曲『海の魔女に至る過程』で
ヒロインである人魚の少女≪リリエッタ≫が海の美しさを歌っていたもの。
―朝の海は光弾く青、空の青―♪
―空の果ては、海に繋がっていると信じていた―♪
―夜の海は光抱く蒼、深い蒼―♪
―沈んでゆけば、楽園に巡り着くと信じていた―♪
という歌。ルビをふるなら
青、空の青→ブルー、スカイブルー
蒼、深い蒼→ミッドナイトブルー
なんとなくで歌える気がしてくるが、
歌劇っぽくはない。背後のセンスの無さがわかってしまう。
・あらすじ
あらゆる願いを叶える事が出来る「願いの王子」
彼の持つ「願い」の力とはかつて人魚たちから受けた呪いだった。
父親から呪いと命の期限を聞かされて、あるお触れを出す。
「この国一番の歌姫を花嫁とする」というもので、
そのせいで国中の有力な貴族達がこぞって「歌姫」を仕立て上げる。
だが、王子の18歳の誕生日。
城下町で一番の富豪から贈られたのは
彼を幼い頃に救ってくれた命の恩人であり、
初恋の相手でもある人魚姫だった。
一昔前の少女漫画っぽい展開。
結末はこれから決めるってことでいいですよね←
主な登場人物は下記三人。
◎願いの王子
この作品の主人公かつ脇役。
夕日に照らされた小麦畑のような金色の髪に
冬の湖のように冷たく澄みきった青い瞳の青年。
年齢は18歳。作中では未成年に分類される。
人魚の伝説が残る美しい海のそばにある小さな国の王子。
「願い」の力をもって隣国との争いを避け続けており、国自体は平和なのだが、
18歳の誕生日を前に先代である彼の父から呪いと命の期限を教えられ、
20歳の誕生日までに后となる相手を見つけなければならなくなった。
幼い頃に人魚姫に命を救われたのだが、
彼女の身を案じて「陸や町に近づかない」約束をしている。
実は初恋の相手。
●国
ここで言う「国」とは都市国家そのものの事ではなく、
権力者が統治する街の集合体の事を示す。(つまりは現代に近い)
王子たちの住む城下町がメインの舞台となり、
●「願い」の力
王子の一族に受け継がれている《傲慢なるもの》への呪い。
呪いは代々第一子に受け継がれており、
20歳までに愛するものと結ばれなければ力が失われ、死んでしまう。
「代償と引き換えに願いを叶える」ことができる力と、
「望んだ相手の心を見抜く」ことができる力の二つを合わせてそう呼ぶ。
呪いを持つものは相手の心を見抜いた上で、叶えるか叶えないか決められる。
自分が望んだことも叶えられるうえ、
願いの大きさによっては代償を支払わなくても力を使える。
ただし「命の期限」に関する願いのみ叶えられない。
何でもかんでも叶えられるものではない。
イメージは『人魚姫』を失った姉達の呪い。
人魚姫と同じ呪いに、海の魔女と同じ力を持たせている。
◎人魚姫
朝焼け色の目をした愛らしい人魚の少女。
海の底にある人魚たちの都で姉や母や友達の魚たちと共に
平和に暮らしていたのだが、旺盛すぎた好奇心のせいで陸に興味を持つ。
また、海の魔女と親しくしている数少ない存在でもある。
幼い頃に願いの王子を救ったのは彼女。
約束は長い間守ってきたがそろそろ破ってもいいかな?と思っていたところ、
他の魚と一緒に網にかかってしまい、憧れの陸に。
彼女を買ったのは城下町で一番の富豪で、王子に気に入られるがために
彼女を「誕生日の贈り物」にした。
●人魚
ここでの人魚はピュアリィの人魚とは少しばかり異なる性質を持つ。
普段は海底にある人魚たちの都に住み、水面近くにいくことはないに等しい。
(唯一の例外が後述の海の魔女)
そのため、陸の人間からすれば「おとぎばなし」に近い存在。
男性個体も存在するが、全体的に女性多め。
美しい歌声を持つ、海の穢れを払う存在。
また、魚達は人魚の住む海にいるという伝承があったため、
魚のよく取れる美しい海には人魚がいると言う伝説も広まった。
その逆も然り。
◎海の魔女
陸の人間とも海の人魚とも繋がりのある存在で、
魔女の名の通り、強い力を持っている人魚。
水面と海底の中間にある岩壁の檻に住んでいるが、
彼女の住処には水は満たされず、陸と同じ状態になっている。
訪れたものたちの悩みを聞き、新たな道へと促し導くことが彼女の役割。
人魚姫の茶飲み友達であり、願いの王子とも面識はある。
彼女がなぜ海の魔女になってしまったのかは絵本内では語られない。
お気に入りは二枚貝のソファーと陸で拾ってきた骨董品。
(イメージはキシェちゃんだと思っていただければ)
●海の魔女とは
海の魔女は「規律を破り、邪悪に毒された人魚」であり、
分かりやすく言ってしまえば「想い人を殺してしまった人魚姫」達なのである。
(最初の一人目は人魚ではない、もっと異質の魔女であったと伝えられてます)
陸の人間の血で穢れてしまった彼女達は
泡となり消える運命からは解放されたものの
水と常識から切り離されて、水に触れることはできず、
岩と珊瑚で作られた檻の中で一生を過ごすことになる。
不老長寿となったその容姿は陸の人間と同じ二本足だが、
手首や足首に小さくヒレが生えている為、人間との区別は可能。
逆に隠したらばれない。
本来は忌むべき存在であるため、多くの人魚は彼女の元を訪れないのだが、
ごく稀に好奇心の強い人魚が彼女の元を訪れて、
いずれ陸の人間に恋をして、人間になる事を願う。
そうやって繰り返し続ける。
あとは王子が兄のように慕ってる幼馴染的な大臣とか、
人魚姫のおねいちゃんずとか、歌姫たちとかいろいろ出てくるが割愛。
メインは上記3人です。
個人的には海の魔女の住処が好きです。
真っ白い岩壁に珊瑚の燭台、彼女の愛する骨董品(アンティーク)達。
牢獄と言うには美しく、物に溢れた素敵な場所で。
魔女は二枚貝のソファーに座って気だるげに紅茶を飲んでいるんです。
部屋の中央には小さな池のような泉のような場所があって、
そこから人魚姫が元気に飛び出してくるんです。それはもう元気に(笑)
舞台にするなら、奈落から歌姫が飛び出してくるんでしょうね。
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