TW3「エンドブレイカー!」内PC関係の雑記。
眠っている、水底の。
そっと掬い取って、優しくなでてやりたいと願うが、
伸ばした手は短く、水は冷たく拒絶される。
ぼんやり、その澄み切った水を覗き込み
届かないままのそれを見つめる。
いっそ同じ場所まで落ちてしまえば届くのだろうか。
いつ。
そっと掬い取って、優しくなでてやりたいと願うが、
伸ばした手は短く、水は冷たく拒絶される。
ぼんやり、その澄み切った水を覗き込み
届かないままのそれを見つめる。
いっそ同じ場所まで落ちてしまえば届くのだろうか。
いつ。
好きな風景を思い出す。
それは、幼い日に見た庭。
薫って咲いた金木犀と、落ちた花弁の絨毯。
父と共に行った戦乙女の庭の光景。
どこまでも続く空と、遠くそびえる山々。
目が覚めて、ふと近くに感じた人の気配。
暑さから逃げるように丸くなっている少女。
臭い、温かいにおいがする。
鍋を煮込む後ろ姿、じっと見つめて待っている瞬間。
緩い時間。
ふと振り返れば孤独の足音。
それはきっと、逃げ出したくなるような、
懶惰の誘い。
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