TW3「エンドブレイカー!」内PC関係の雑記。
彼女の時間はあの日、目の前で彼女が消えた瞬間から動かない。
彼女の心はあの日、救いたかった彼女を失ってから動かない。
石のように、蛹のように。
追いかけて捕まえて、勇気づけようと、そうしても。
頑なに閉ざされたままの扉は開こうとはせずに。
俯いたまま、土を見て、息を漏らして、過去を見て。
どんな言葉も聞き入れず、己のせいだと悲観する。
己を呪っていることが目に見えてわかる。
己を嫌っていることが目に見えてわかる。
今直ぐにでも、あの日に帰ってやり直したいと、
それより前に戻ってやり直したいと願いながら、
戻れないことを知っているからただ悔い続けていることもわかる。
今の彼女は、昔の僕だ。
10年前のぼくと同じだ。
彼女の心はあの日、救いたかった彼女を失ってから動かない。
石のように、蛹のように。
追いかけて捕まえて、勇気づけようと、そうしても。
頑なに閉ざされたままの扉は開こうとはせずに。
俯いたまま、土を見て、息を漏らして、過去を見て。
どんな言葉も聞き入れず、己のせいだと悲観する。
己を呪っていることが目に見えてわかる。
己を嫌っていることが目に見えてわかる。
今直ぐにでも、あの日に帰ってやり直したいと、
それより前に戻ってやり直したいと願いながら、
戻れないことを知っているからただ悔い続けていることもわかる。
今の彼女は、昔の僕だ。
10年前のぼくと同じだ。
勝手にしてろよ、と去ることもできない僕は。
せめて彼女が逃げ出さないようにと手を握ったまま、
世辞にも詭弁とはいえない拙い言葉で彼女を励まそうとしている。
なんて、愚かなのだろうか。
僕がしようとしていることは、彼女には無意味かもしれない。
僕の告げようとしている言葉は、彼女に届かないかもしれない。
もしかしたら、あの日の自分を救いたいだけなのかもしれない。
それでも、手を差し伸べたいと願ったから。
僕はどこへ行けばいい。
どこへ行けば、彼女と笑っていた頃の君に、
優しい笑顔に君に会えるのだろうか。
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