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TW3「エンドブレイカー!」内PC関係の雑記。

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クロノス大祭。
街中には恋人達が溢れて、音楽隊が愉快に騒ぐ。
恋愛とは今のところ無縁の僕は遺跡に入り浸っていた訳だが……
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怒らせた。

前に教わった通り、小出しにしてたつもりだったんだが、
どうもうまく出来ていなかったようだ。
頬にキスって言ったら家族にもする愛情表現だと思ってたんだが……
とにかく、成功する前に殴られた。思いっきり。
怒らせたんだから腹をくくらなければと思ったら、
3日間口聞かないと言われてしまった。
しばらくは独り言をつぶやきながら我慢しようと思ったら、

家には誰もいなかった。

これは、私背後がアーサー・カメロットの生まれについてを調査し、
また一部個人的な解釈を交えた上で纏めた物である。

アーサー少年はカメロット家の敷地どころか屋敷からほとんど出ることはなく、
家庭教師と父親、母親により騎士としての英才教育を施されていた。
故に彼は友人と言うものがいない。出会う余地もなかったのだ。
そんな彼にとって友人に代わる強大な存在がいる。腹違いの姉、エメリーだ。
アーサーが生まれるまでは彼女が親の期待を背負っていた。
女であろうと実力が伴えば騎士として働くことができる社会だ。
先妻によく似たエメラルドの瞳の少女は期待全てに応えるかのごとく、
重たい槍を振るい、白い手に肉刺を作り、朝な夕なと勉学に励んだ。
しかしアーサーが生まれたことにより彼女の役割は終わる。
代々続くカメロットの家はどちらかと言えば男の方に権力がある。
戦と平和の象徴たる鳩を掲げる家らしいと言えばそうなのだろう。
智と美に溢れる亡き先妻の娘よりも、幼い後妻の息子の方を家は優先した。
懸命に耐え抜いてきた鍛錬や、学んできた知識はそれ以上必要とされなくなり、
彼女に残されたのは「政治の道具」としての道のみ。
しかし、彼女が幼い弟に向けたのは恨みではなく、同情だった。
一族から向けられる期待の大きさを知っているが故に、
厳しく辛い、投げ出したくなるような毎日を知っているが故に、
彼女は弟に同情した。そしてささやかな安堵があった。

肩の荷が下りて自由になった彼女は弟を溺愛した。

姉は自分の学んだ知識を教えられる限り弟に教え、
暇な時間があれば極力弟と過ごすようになった。
弟は友人と遊ぶ代わりに姉と遊んだ。親に甘える代わりに姉に甘えた。
いつしか彼の中には姉に対する純粋すぎる愛情と憧憬が生まれた。
彼は姉が大好きだった。
同時に彼の中にひとつの傾向が刷りこまれる。
期待を追わせた親や、触れたこともない同年代よりも
姉と近い年齢の人間に対して心を開きやすくなったのだ。
近しくなればなるほど、彼の心は逆行する。
親にさえ見せることがなくなっていた無邪気な笑顔を向けるのだ。



蒼空
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